バスラ日誌 (2006年6月13日)

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バスラ日誌 ( 6月13日 ) - 第140号 ( 思えば遠くへ来たものだ ) -

1 昨日の日豪決戦は 、 豪軍から日頃警護して頂いていることもあり 、 よい結果であったと前向きに考えよ う 。 サマワでも日豪合同観戦されたそうで 、 気持ちよく帰って頂けたのではないだろうか 。 こちらでは 、 先日ラグビーで豪国チームが英国チームに勝った恨みもあるのか 、 英国軍人の殆どは日本側応援団 、 デン マークも日本側で 、 ホーム戦のようだった 。 ( 司令部の情報収集用画面で見たので 、 音声なしであり 、 応 援と言っても地味なものだが 。 ) アウェイの義国将校の皆さんは不服そうだったが 、 勝負には勝って最後 は御機嫌だった 。 「 おめでとう 」 と言って握手をし 、 日本武士道の潔さを示したところ 、 敵もさるもので 、 日本チームにはすばらしい選手がたくさんいる 、 負けるかと思ったと言ってくれた 。 その後も 、 色々な方 から 、 「 残念だったね 。 」 「 最後はどうしてしまったんだ 。 」 などと声をかけて頂き 、 傷口に塩を塗られ るようではあったが 、 とてもありがたかった 。 答えは 、 『 今日は残念だったが 、 我々はブラジルとクロア チアを倒すから大丈夫だ 。 』 である 。 「 ブレイブマン 」 と言われた 。 文字通り 、 勇敢だと認識すればよい のだろうか ? それともちょっと無理だろうという意味だろうか ?

世界一のチームに勝って 、 決勝トーナメントに行ければいいのだが 。 2 一昨日未明に発生したメイサン県アマラにおけるメイサンバトルグループC中隊 ( 英軍 ) と武装組織と の衝突は0931人員及び全ての装備品を回収して収束した 。 オペレーションダリアス ( 速捕掃討作戦 ) 実施中の英軍部隊は 、 0220から0323にかけて断続的に小火器射撃を受け 、 0403以降RPGを 含む攻撃に対して応戦した 。 0655重傷者を出したが 、 0657ヘリ ・ リンクスで救助し 、 0710に はIRT ( 事案対処チーム ) に申し送り 、 直ちにシャイバに搬送 、 リンクスはトップカバーに復帰した 。 0715CAN ( キャンプ ・ アブナジ ) のIRTに代わって 、 SLB ( シャイバ ) ! RTが要請を受け 、 0755 、 現地に到着している 。 一時はバグダッドからF - 15が2機飛来する等 、 かなリ緊迫した状況 に陥ったようだが 、 0728もうお馴染みになった情報統制作戦オペレーションミニマイズも発令され 、 じ後車両回収を含む重要装備品 ( ECM等 ) の回収及び兵員の離脱を実施してO931事態は収束した 。 武装組織の損耗は 、 8名以上が死傷 、 英軍は重傷1である 。 本日朝会議において 、 師団長は一昨日の作戦 を評価し 、 良い作戦であったと褒められた 。 事態への対応 ・ 処置に満足されたのだろうか 。 バスラ4名 、 極めて健康 。